「いわさきちひろ」という画家の柔らかな絵の裏に秘められた、自らの意志で道を切り拓く強い信念と情熱。世界初の絵本美術館が大切にし続ける、子どもたちが初めて芸術に出会う場所としての「ファーストミュージアム」の理念を紐解きます。Guest Profile
- 松方路子(まつかた みちこ)
- 学芸員。大学卒業後、ポーランド政府給費留学生として、クラクフのヤギェウォ大学へ留学。
- 2003年より安曇野ちひろ美術館、2022年よりちひろ美術館・東京に勤務。
- 「ノルシュテインの絵本づくり展」「ちひろと香月奏男」など、さまざまな展覧会を企画担当
Show Notes
- ちひろ美術館について
- 話題に上がったエピソード・用語
- キッズウィークエンド: とに〜さんと松方さんが、子ども向けのオンライントークイベントで共演したきっかけ。
- エリック・カール: 『はらぺこあおむし』で知られる絵本作家。ちひろ美術館の理念に賛同し、自身の作品(『おんどり』)をコレクション第1号として寄贈した。
- 黒柳徹子: ちひろ美術館の現館長。著書『窓ぎわのトットちゃん』の表紙や挿絵に、いわさきちひろの絵を起用した。
- トモエ学園: 黒柳徹子さんが通った、ユニークな教育方針で知られる小林宗作が校長をつとめた学校。松川村・安曇野ちひろ公園の「トットちゃん広場」に電車の教室などが再現されている。
- ファーストミュージアム: 子どもたちが人生で初めて訪れる美術館でありたいという願い。18歳以下無料の実施や、安心して、自由に過ごせる空間づくりが行われている。
- いわさきちひろについて
- 展覧会・出版情報
プロデューサーの編集後記
- 日曜の午後、気持ちの良い環境での収録でした。
- 「お母さんが好きな優しい絵」というイメージの裏側に、27歳での再出発や、戦後の混乱の中で筆一本で人生を切り拓いた「不屈の精神」があったことに深く感銘を受けました。
- 安曇野の「何もしなくていい」というおもてなしの心や、子どもを「一人の人間」として尊重する美術館の温かな空気が、松方さんの軽妙な語りから鮮やかに伝わってきました。次回、松方さん自身のキャリアについても詳しく伺うのが楽しみです。