とに~が富山県美術館に出張し、富山県美術館 遠藤亮平,川浦美乃さんをゲストに、美術館の成り立ちや、所蔵品、今後の美術展についてお聞きしました。Guest Profile
- 遠藤亮平
- 1987年生まれ。2011年東京藝術大学大学院美術研究科修了。富山県美術館学芸員。
- 川浦美乃
Show Notes
- 富山県美術館(TAD)について
- ユニークな施設について
- コレクションについて
- とに~が関わった企画
- 展覧会について
プロデューサーの編集後記
- 富山県美術館のガラス張りで解放的な建築は、立山連峰を美しく見せるという明確な意図を持ち、屋上の「オノマトペ」遊具は、公園の機能を維持するという条件から生まれ、夜10時まで開放される など、地域との共生を徹底して追求する姿勢に感銘を受けました。
- 地方では珍しい、ピカソ、ダリといった20世紀欧米モダンアートを中心とした充実のコレクション。特に、価格高騰前の1980年代にリヒターの巨大抽象画「オランジェリー」をコレクションしていた という、美術館の先見の明には驚かされます。これだけの名品を300円で見られるという破格のお得感も魅力です。
- ゲストキュレーターとして参加したとに~による異例の企画展。マティス作品を使った「格付けチェック」パロディ や、ウォーホルの「マリリン」を2m間隔で展示したソーシャルディスタンス企画 など、コロナ禍の時代を記録したユニークで攻めた展示の裏側が印象的でした。